ダルマチア‐シベニク

ダルマチア‐シベニク

クロアチアのこの地方は、地中海域の心臓部とよく呼ばれます。ここには、シベニク・クニン郡が含まれ、海と陸、二つの国立公園、十一の中世の要塞、230の文化モニュメント、600の考古学遺跡があります。

聖ヤコブ大聖堂が位置しているシベニクはその中心地で、ヨーロッパのこのエリアの歴史的重要性を示す証です。聖ヤコブ大聖堂は、多くの理由から世界レベルでもユニークで、ユネスコ世界遺産リストに登録されています。

 

89の無人島から構成される国立公園の名前の由来となっている壮大なコルナティKornati諸島は、シベニク群島の一部です。

 

コルナティ諸島は、近隣の島々に位置するキャンプ場やこのエリアの海岸沿いから眺めるだけで、これらが著名な作家、ジョージ・バーナード・ショーを魅了したように、正真正銘の珠玉であることに納得がいくことでしょう。「天地創造の最後の日、神は作品の仕上げの飾りとして、涙と星屑と息吹からコルナティ諸島を創造された」としたためたのは、ショーでした。コルナティ諸島に一番近い島は、ムルテルMurter島。シベニク・クニン郡最大かつもっとも人口密度が高い島で、クロアチア本土と可動橋でつながっているこの島は、地中海域の島にある最大の行政区でもあります。このエリアの内陸部には、クルカKrka国立公園があり、その中を流れるカルスト河川のクルカ川は、クロアチアでも指折りに美しい川です。この河川と周辺エリアには、独特の動植物世界が広がり、なかには、数多くの洞窟内をすみかとするものもあります。風光明媚な深い渓谷をとおる75キロを流れるあいだ、クルカ川は、ビルシチャ・ブクBilušića Buk、ミリャツカMiljacka、ブルリャンBrljan、ロシュニャックRošnjak、マノイロヴァチュキ・スラップManojlovački Slap、ロシュキ・スラップRoški Slapとスクラディンスキ・ブクSkradinski Bukという、すばらしくみごとな滝を創り出しています。

 

国立公園のなかのボートトリップでは、フランシスコ会修道院が建つ小島、ヴィソヴァツVisovacを訪れることもできます。スクラディン・ブクには、ヨットハーバーとセレブたちが訪れることで知られる小さな街、スクラディンSkradinから水路で行くこともできます。

 

パラシュートの発明家、ファウスト・ヴランチッチFaust Vrančićが、インスピレーションをうけたのも、おそらくこの美しい自然だったことでしょう。彼は、クロアチア版レオナルド・ダヴィンチといわれ、この発明の設計を発表した16世紀終わりには、国際的な評価を獲得しています。

 

シベニク生まれのヴランチッチが、幼少時代を過ごしたプルヴィッチPrvić島には、彼にまつわるコレクションが展示されているミュージアムがあります。

プルヴィッチ島に来ると、イタリア人自然主義者で旅行作家のアルベルト・フォーティスが、地元のイチジクやワイン、オリーブオイル、果物やそのほかのこの島や近隣の島でつくられる産品をなぜそれほど絶賛したかがわかることでしょう。彼の著作「ダルマチア地方の旅行」のなかで、シベニクとその周辺エリアには、多大なページ数がさかれ、これだけでも、シベニク地方のキャンプ場のひとつに滞在するのに充分な理由となることでしょう。

キャンプ

ダルマチア‐シベニク

珠玉を見つけやすいところ

自然のままの美しい白亜のカルスト岩礁と紺碧の海が広がるシベニク海域は、セーリング・パラダイス。それぞれ個性のある240あまりの島々や岩礁を縫って帆走します。

ダルマチア‐シベニク

セーリングの楽園

240もの美しい小島や岩礁が、シベニク地域の透明度の高い海をより美しく際立たせ、アドリア海での旅程に組み込まれることを渇望 しています。