ダルマチア‐ザダル

ダルマチア‐ザダル

クロアチアの歴史上もっとも重要なこの地方は、ダルマチア最北エリアに位置し、最大の中心都市はザダル。ザダル地方が旅人たちに選ばれる理由は、千キロ以上に広がる風光明媚な海岸線と、そのなかに含まれる三百もの大小さまざまな島があるためです。

なかでもより知名度の高い大きめの島には、パグPag島、ドゥギ・オトクDugi otok島、ウグリャンUgljan島とパシュマンPašman島があげられます。この地方は、コルナティ諸島と、それと同じ名前のコルナティ国立公園に接しています。

 

ザダル地方を「パラダイス」とよぶリピーターによると、その魅力の大部分は、実は、後背地に位置しています。

 

なかでもとりわけパクレニツァPaklenica国立公園は見逃すわけにはいきません。ここでは、母なる自然が、雄大な渓谷を抜けるみごとな壮観を創り上げています。

 

もっと冒険好きなキャンパーなら、ここでは、キャニオニングにトライできます。これは、トレッキング、クライミング、水泳などのさまざまな手段で渓谷のなかを下るスポーツ。この種の探検では、ほかとは全く異なるクロアチアのこのエリアを創り上げている地形の魅力を、身をもって体感することができます。パクレニツァ国立公園の近くのモドリッチModrićにある同名の洞窟は、840メートルの長さで、美しい鍾乳石や石筍の宝庫。また、プリトゥヴィツェ湖群、北ヴェレビット、そしてクルカのいずれの国立公園も、ザダル地方から気軽にアクセスできます。さらに、このエリアには、ドゥギ・オトク(長島の意味)のテラシュチツァTelaščica、クロアチア最大の自然湖であるヴラナVrana湖、ヴェレビットVelebit山脈の三つの自然公園もあります。もし、休暇の少なくとも一部だけでも、メジャーな観光スポットから遠く離れた砂浜や小石ビーチでひっそり過ごしたいとお考えなら、地元のホストの協力を得て、無人島に行き、ホンモノの「ロビンソン・クルーソー」スタイルの旅を楽しむことができます。自然のめぐみは、食事のレパートリーでもみつけることができます。たとえば、ザダル地方では、料理、おもにスイーツにラベンダーを使う伝統が復活し、ラベンダーを使ったアイスクリームやムース、ビスケット、シャーベットなどをお試しいただけます。世界中で有名なリキュール、ザダル産マラスキーノは、16世紀にはすでにザダルのドミニコ会修道院でレシピが記録されていますが、ザダルのすぐそばで育つ苦みがある極上のダルマチア・マラスカ・チェリーからつくられます。

Maja Danica Pečanić
ラベンダーの香りがするスイーツや、ザダルのチェリーからつくられるリキュールに先立っていただくのは、豚肩肉からつくられる塩漬け干し肉ショコルŠokolや、オリーブオイルで味付けされた魚や貝類などのシーフードを使ったさまざまな郷土料理。選べる料理メニューは幅広く、なかからどれを選ぶかは、お好み次第です。

キャンプ

ダルマチア‐ザダル

クロアチアの文化がはじまるところ

神の霊感の地

ダルマチア‐ザダル

あふれだす色彩

きらめく海の深い青、松やオリーブ樹の青々と豊かな緑に、ダルマチアの石の混じりけのない白…ザダル地域を彩る強烈な色彩のコン トラストは、世界でも極めてユニークで比類がありません。