平和のオアシス、マクスィミル公園

平和のオアシス、マクスィミル公園

ザグレブ市民に最も人気のある緑のオアシスの一つで、創立220年を数える最大の市民公園がマクスィミル公園です。公園は18世紀末、樹齢100年もの木々が生い茂る緑豊かな森の中に、司教で大の自然愛好家でもあった紳士、マクスィミリヤン・ヴルホヴツァによって造られました。

彼の功績を称えて、公園の名前には彼の名が冠されています。マクスィミリヤン司教は、ザグレブの司教の狩猟区に、花畑とパビリオン(休憩所)とバラの花壇と温室のついたクラシックなフランス式庭園を造りたいと思い、1787年に作業を開始しました。公園は一部が完成し、1794年、市民のためにめでたくオープンされました。ザグレブの大司教、枢機卿のユライ・ハウリクは、最終的に公園を造り上げた人物です。彼は、フランス式庭園の一つの建設を取りやめて、19世紀初めに、マクスィミルをロマネスク風イギリス式庭園にアレンジしました。

その結果、自然の景観を取り入れた豪華な森の公園になりました。316ヘクタールの面積の中に、草原、遊歩道、森の小径、水流調整された小川、そしてデザインされた5つの人造湖が整備され、印象的な入口の門、パビリオン、司教の夏の別荘、見晴台、装飾された彫刻が建てられています。 最も有名な公園のシンボルの一つ、見晴台「ヴィディコヴァツ」は、公園の中心、草地の上に、公園が完成した1843年に建てられました。公園はザグレブ市民の利用のために捧げられました。ヴィディコヴァツは2つのテラスに取り囲まれた3階建ての塔になっていて、現在ではテラスの上で飲み物を飲んだり公園内の景色を楽しんだりすることができるように設計されています。1842年、当時のモダンな別荘をモデルに作られたのがシュヴィツァルスカ・クチャ(スイスの家)で、1階が石造りになった、田舎風の木造建て建築です。

昔はレンジャーのキャビンだったものですが、今ではその中に小さいビストロが作られています。
1952年には、動物園と記念の塚-モギラと呼ばれる、クロアチア王国千年祭の記念-が建設されました。そのモニュメントは、クロアチアの文化や政治に関わる重要な出来事が起こった155の場所から土を持ってきて作られました。
公園の一番北の部分は野生の土地で、そこにはうっそうとした原生林が広がっています。 マクスィミル公園は1948年に、稀少自然として保護されました。そして1964年には、造園と建築の記念碑ならびに保護された文化財の宣言を受けました。 日当たりの良い草原、雄大な木々、白鳥のいる湖、曲がりくねって続くハイキングコースとサイクリングコース-これらの調和が、植物愛好家とバードウォッチャーを、しかし一番には、日々の生活からの安らぎと休息を求める一般の人々や、散歩に来る人達を惹き付けるのです。

街の中心から5分の位置にあるマクスィミル公園は、現在、理想的な場所であると言えます。たとえ束の間でも、街の喧騒から逃れて、休息とレクリエーションを楽しむことができます。 公園には、そこを訪れた人達に提供できる、たくさんの可能性があります。公園内の散歩道をそぞろ歩いたり、ノルディックウォーキングをしたり、ランニングやサイクリングをしたり。トレチェ・イェゼロ(3つめの湖)でボートを漕ぐこともできますし、子供達のためには、設備の整った近代的なプレイスペースもあります。 ザグレブにとってのマクスィミル公園は、パリにおけるブローニュの森であり、ベルリンにおけるティーアガルテンであり、そしてロンドンのリージェンツパークなのです。

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ザグレブ市